ナチュラルインテリアの基本。やさしい白が活きたキッチンづくり

食材や食器、調理器具に家電など、どんなにシンプルに暮らそうとしても、モノが多くなってしまうキッチン。そんな『モノ』たちをできるだけすっきり見せて、お料理が楽しくなるような明るいナチュラルインテリアをかなえるために、白を基調にしている方も多い空間ですね。

海外の雑誌やブログを見ても、素敵な白いキッチンがよく取り上げられていて、憧れている人も多いはず。今回はそんな、キッチンを白でまとめたい方たちに役立つ情報を集めてみました。リビングなどとは違う、キッチンならではの「白」の働きぶりが見えてきますよ。

ナチュラルインテリアを魅せる、白の効果

みなさんは「白」にどんな印象を持っていますか?

「明るくさわやか」「すっきりした感じ」など、ナチュラルインテリアにぴったりの、いいイメージが多いのではないでしょうか。そして、どんな色とでも相性がいいのもうれしい特徴ですね。ただし実は、いいことばかりではありません。

日当たりが良い部屋を真っ白インテリアにすると、明るすぎて、心が落ち着かなくなってしまったり、疲れやすくなってしまったり。そんな時気をつけたいのが、色の『トーン』です。

トーンが違うだけでまったく違う「白いキッチン」に

ひとことで「白」と言っても、「水色に近いまぶしいような白」もあれば「クリーム色みたいな黄色っぽい白」までいろいろありますよね。この「同じ色だけど色味が違う」が、色の『トーン』です。このトーンにも気を付けて、我が家のキッチンにぴったりの「白」を選ぶのがポイントです。

日当たりに応じた「白」の選び方

例えば、さっき少しお話しした、お部屋の日当たりと白の関係。窓がなく日当たりの悪いキッチンだったら、まぶしいような白をインテリアに選べば、お部屋を明るくナチュラルにするのに一役買ってくれます。

でも反対に、一日を通して日差しが入る明るいキッチンを、落ち着きと温かさを感じる空間にしたいなら、ベージュなど黄色がかったトーンを選ぶほうがいいですよ。そう、同じ「白」いナチュラルインテリアでも選択肢はさまざまなんです。

キッチンだからこそ、のトーン選び

日当たりのいいキッチンではまた、日焼けや色あせによる変色もあらかじめ考えてトーン選びをすると、あとあと悲しい思いをせずにすみます。

それ以外にも、食べ物のシミや油はねができやすい場所など、キッチンならではの問題を意識して、トーンだけでなく、タイルなど使用する素材にも気を配ると、キッチンの使い勝手もアップするはずですよ。ナチュラルインテリアなキッチンなら、ちょっとシャビーなペイント家具などを選ぶと、少しくらいの汚れは気にせずに使い続けられます。

白はあくまでもインテリアのキャンバス

ちゃんとトーンにも気をつけて、キッチンを白のインテリアで揃えたのに、ナチュラルと言うよりもなんかつまらない感じ…。

そんな時思い出してほしいのが、白は絵を描く前のキャンバスの色だということ。作品にするためには、そこに少しずつ色を足していかなくてはなりません。どんな色を足したらいいのか分からない…と言う人にはまず、ダイニングテーブルやイスを好きな木味のものにすることをおすすめします。

また季節のお花を飾ったり、鉢植えのハーブを置くのも手軽な「色」の足し方です。ナチュラルインテリアらしい、自然なぬくもりがダイニングキッチンに加わりますよ。

最後に

キッチンをすっきり明るく見せてくれる以上に大きい、白がもたらす効果、いかがでしたか。日当たりやキッチン汚れの影響を考えて選ぶ白のトーンが、キッチンの使い勝手にも違いをもたらすんですね。

キャンバスが決まったら好きな色を足して、自分らしいナチュラルインテリアの白いキッチンを楽しんでくださいね。