ナチュラルインテリアにもなじむ。アンティークウィンザーチェアの話

ナチュラルインテリアで引っ張りだこのアーコールチェアの原型となった、ウィンザーチェア。

その名前をなんとなく耳にしたことがあっても、「じゃぁ、どんなイスがウィンザーチェアなの?」と聞かれると悩んでしまう人も多いですよね。

今回は、その名前はあまり理解されていないのに、見れば「あ、このスタイル好き!」と人気のアンティークウィンザーチェアについて、ひも解いていきましょう。

ウィンザーチェアとはどんなイスなのかだけでなく、ナチュラルインテリアへの取り入れ方にも着目していきますよ。

イギリス発。人気のアンティークウィンザーチェア

発祥の地イギリスをはじめ、アメリカ、日本と行く先々で人気を誇ってきたウィンザーチェア。一体どんなふうにして誕生したのか、まずは17世紀後半のイギリスから見ていきましょう。

ウィンザーチェアはどうやって生まれたの?

地方の地主階級民が使っていたカントリーチェアが、ウィンザーチェアの原型になっています。その名前の由来は、ジョージ3世がウィンザー城の王室で使用していたからなど諸説ありますが、どれも定かではありません。

でも本当に当時の王様まで使っていたとしたら、みんなにこよなく愛された、その人気ぶりがうかがえますね。

その後アメリカでは、シンプルなデザインと実用性が買われ流行しただけではなく、独自のウィンザーチェアまで生まれました。ではなにをもってウィンザーチェアと分類されるのでしょうか?

ウィンザーチェアの特徴ってなんだろう?

ウィンザーチェアの定義は、お尻形のくぼみのある厚い座板と、その座板に脚と細長い背棒が直接接合されていること。

それさえクリアしていれば、背面のデザインは自由です。特に産業革命と共に曲木の技術が発達したおかげで、曲線を描くさまざまなデザインが生まれました。

まったく違うデザインなのにみんな「アンティークウィンザーチェア」なのは、そんなわけなんですね。

ナチュラルインテリアでの、ウィンザーチェア使用実例

ナチュラルダイニングでは、絶対活躍してくれること間違いなしのウィンザーチェア。そこで今回は、ちょっと視点を変えた使用実例をご紹介してみます。

書斎やアトリエにもうれしい、おしゃれ×座り心地

せっかくおしゃれで実用的なウィンザーチェア、ダイニングでひとり占めするのはもったいないですよね。イスが必要な空間に、どんどん取り入れてしまいましょう。

書斎やアトリエなどで机・作業台と使うにも、座り心地・おしゃれ度ともに好相性です。そしてアーコールのシスルチェアのように、こんなかわいいモチーフが彫り込まれたものもアンティークウィンザーチェアにはあるんですよ。

自分でもできるDIYペイントで、新しい楽しみ方

先ほどの机のように、ペイント家具と組み合わせても素敵ですが、ペイントされたウィンザーチェアもナチュラルインテリアに合います。アーム付きのちょっとどっしり感のあるウィンザーチェアも、白ペイントですっきりナチュラルに変身。

気に入っているけどちょっと状態が良くないものに、ご自分でDIYペイントを施せば、もっと愛着が湧いてきますよ。

最後に

親しみを感じる素朴なデザインと、しっかり頼れる使い心地のアンティークウィンザーチェア。「そういえば家にもあった!」や「いつも行くあのカフェのイスがそうだったのかぁ。」なんて気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

日本でも1950年ごろから生産されていて、ほんとに種類はたくさん。ぜひお気に入りを見つけてくださいね。